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おうちコーヒー、器具のすすめ

こんにちは!焙煎担当の拓未です!

カフェで飲むコーヒーも良いですが、自宅で過ごすコーヒータイムも良いですよね。
先日家でのんびりコーヒーを飲んでいたら美味しくて幸せな気持ちになり、改めてそんなことを思いました。

休日の朝にゆっくり、夕食のあとにのんびり、ドライブのお供に水筒に入れて持って行ったり。私は家でもよくコーヒーを淹れます。

コーヒーの器具っていろいろあって何を買ったらいいかよく分からないし、悩みますよね。
参考までに、今回は私の自宅のコーヒーの器具をご紹介いたします!
春からの新しい暮らしに家コーヒー、はじめてみてはいかがでしょうか。

コーヒーを淹れる器具はたくさんあります。コーヒーメーカー、ドリッパー、フレンチプレスなどなど。
器具選びには正解も間違いもあまりないと思います。使っていて、自分が心地よく感じられるものをぜひお使いください。

とにかく手軽に飲みたい、味の追及にこだわりたい、1・2杯しか淹れない、忙しい朝でも一度に家族みんなの分淹れたい、など人それぞれ様々です。
どんなに高性能でも、見た目が気に入らなかったり、自分の生活になじまなかったりするとだんだん使わなくなってしまいます。

・ドリッパー
私が家で一番よく使っているのはHARIOのV60という円錐形のドリッパー。
透明なプラスチック製で軽くて、落ちても割れにくく、気に入っています。
01、02というサイズをよく見かけますが、粉20gで少なめの2杯分くらいまでなら01、それ以上なら02のサイズがちょうど良く感じます。

フィルターはアバカの紙フィルターをよく使います。味わいもクリアで、後始末も楽です。
紙フィルターをいちいち買うのが手間に感じる方は金属やメッシュのフィルターも良いかもしれません。

・サーバー
コーヒーの液体を受けるサーバーはなんでも!味わいや淹れ方にはあまり関係ないので、自分の好きなものを見つけてみてくださいね。
一杯分だったらカップの上に直接ドリッパーを置いてもOKです!

私は写真のKINTOのサーバーをよく使っています。樹脂のつなぎ目などがなく、ガラスだけでできていて洗いやすく、見た目も気に入っています。

・スケール
コーヒーを淹れるときは豆や使うお湯の重さをきちんと計量すると美味しさがとても安定します。
ついでにタイマーも付いていると、お湯が粉に触れている抽出時間も計れて、便利です。

キッチンにあるデジタルスケールとスマホのタイマーでも十分です!欲しくなったら気に入るものを買ってみるのがいいですね。

・ケトル
ドリッパー内のコーヒー粉にお湯を注ぐときに使うやかんのことをよく「ケトル」と呼びます。
注ぎ口がある程度細いと、狙ったところに狙った量のお湯を注げて、便利です。
さらにこだわりたい方は電気で温度の設定ができるものもおすすめです。
私はBrewistaのケトルを使っています。電気ケトルで温度設定ができ、注ぎやすく、見た目も気に入っています。

ちなみにケトルがないときは、料理でつかうような耐熱の計量カップが意外と上手に注げます。
やかんや通常の電気ケトルでお湯を沸かして、移し替えてから注ぎます。
紙コップを折って注ぎ口を作ってコーヒーを淹れたりもしたこともあります。急須でも上手に注げそうですね。

・ミル
味わいにとっっっても大きく影響する道具が「コーヒーミル」です。
コーヒー豆を細かい粉に粉砕するための道具です。
家と店で飲むコーヒーの味が違う大きな原因はコーヒーミルだと思います。
高性能なミルで挽いたコーヒーの方が明らかに美味しくなります。コーヒー器具でお金をかけるべきは間違いなくミルです。ちなみに店舗でよく使われるコーヒーミル(グラインダー)はかなり幅がありますが、5万円〜50万円くらいだと思います。

コーヒーは豆から粉にすると、良い香りが飛んでいき、酸化し(ほとんどの場合)劣化のスピードが急に早くなります。
豆だと数か月はかなり美味しいですが、粉にしたらできれば1週間以内には飲み切ってほしいなあというのが本音です。
なので自宅で淹れる直前に粉にするのがおすすめです。

とはいえ高性能なミルは価格も高かったり、大きくて重かったりもするので、自分の生活に合うものを選ぶのがいいですね。
私が家でよく使っているのはTimemoreのC2という手挽きのミルです。
高級ミルの中では安価な方ですが、とても切れ味良く素早く挽けて、味わいも良く、最初に使ったときは本当に驚きました。

3000円くらいのセラミック刃の手動ミルやプロペラ式のミルを使っていて、物足りなく感じる方には間違いなくおすすめです。

電動のミルも楽で良いのですが、豆を挽く音が大きいのが気になっていまはあまり使っていません。
1-2人分くらいのコーヒーを家で挽くのであれば30秒ほどで大した手間にも感じないので、手動のミルの方が私はおすすめです。手間をかけたくない、大人数分淹れたい、と言う方には電動がおすすめです。

・カップ
家で飲むコーヒーはカップが自由なのが良いですね!
お気に入りのカップで飲むコーヒーはより一層美味しく感じます。
カップを気に入るとついつい買ってしまうので、家がカップだらけにならないように気を付けています。

写真の黄色のカップは両親が色違いを使ってくれています。カップはプレゼントにも良いですね。

たっぷり飲める大きなマグ、透明でコーヒーの色がよく見えるグラス、カフェで飲むみたいなソーサー付きのカップ、ぜひ気分で楽しんでくださいね。

コーヒーをドリップして淹れてみようと思ったら最初にドリッパー、紙フィルター、スケールをそろえるのがおすすめです。
どれも数百円で買えますし、コーヒーを十分楽しめると思います。

ミルやケトル、サーバーやカップは急がず、気に入ったものを見つけたら買うくらいでも良いのかなと思います。
豆は購入したお店で粉に挽いてもらえると思います。そのときは1、2週間くらいで飲める量を買うか、家に着いたら冷凍庫で保管するのがおすすめです。

ドリッパー=紙フィルター>スケール>ミル>ケトル>サーバー=カップ、くらいの順番で揃えるのが良いのかなと思います。

器具の性能や使い勝手は様々ですが、迷ったときは見た目の好きな方にするのをおすすめします。
毎日使いたくなるような、気持ちが上がる色、ものを探してみましょう。

肩の力を抜いて、ゆるい気持ちで、コーヒーのある生活を楽しんでくださいね。