沖縄のコーヒー農園に行ってきました!part2
こんにちは焙煎担当の拓未です!
前回に引き続き休日に訪れた沖縄のコーヒー農園のお話を書かせていただきます。
まだの方は前回のpart1の記事からぜひ!
コーヒーの木の実には果肉はほとんどなく、果汁が少しある程度で、皮のすぐ内側に種(コーヒー豆)が2つ向かい合うようにして入っています。
さくらんぼや桃の種の周りと同じように、この木の実の周りにはヌルヌルとしたもの(ミューシレージ)や硬い殻(パーチメント)が付いています。これらを取り除くとコーヒー生豆が出来上がります!
これらを取り除くことを精製と言います。
コーヒーの精製方法は大きく分けて2つ、「ウォッシュト」と「ナチュラル」。これらの中間や、派生したものもたくさんありますが、大別してこの2つに分けられます。
コーヒーチェリーを皮むきして、洗って脱穀するのが「ウォッシュト」。皮のついたまま乾かして、まとめて脱穀するのが「ナチュラル」という精製方法です。この精製で味わいが大きく変わるのもコーヒーの面白いところだと思います。
農園で食べさせてもらった、コーヒーチェリーはとっても甘くてパパイヤみたいな風味がしました。
熟し具合、品種によってチェリーの味わいも大きく異なりました。
普段よく目にする、焙煎されたコーヒーの茶色い見た目からはこの違いがわからないのはとても残念です。
農園でしか味わえない生のコーヒーチェリーの風味、ぜひ一度は味わっていただきたいです。コーヒーがフルーツだということを実感していただけると思います。沖縄観光ついでにぜひどうぞ。
今回は自分で収穫したコーヒーチェリーから1杯のコーヒーを淹れて味わうことができるという体験をさせてもらいました。
今回は簡易的なウォッシュト精製の体験をさせてもらいました。
まずは収穫したチェリーを選別します。
完熟のチェリーだけを収穫してきても、そのすべてを使えるわけではありません。
水に浮かべて、浮かんでくるものは中身がしっかり詰まっていないもの。下に沈むものだけを使います。
見た目では真っ赤な完熟でもかなりの量が浮かんでくるのには驚きました。あんなに苦労して真っ赤なものだけ摘んできたのに、とがっかりしたのは言うまでもありません。
生産者の方でも水に浮くか、沈むかは見た目では判断ができないそうです。高品質なコーヒーを作ってくれる生産者さんの日々のまじめな仕事ぶりに感謝です。
完熟のものだけを収穫して、水での選別をくぐり抜けたコーヒーチェリーの皮を一つずつむいて、種と皮とに分けます。
実際の精製ではここで1晩ほどの発酵工程と、乾燥工程を入れることが多いようですが、今回は体験だったので割愛しました。
発酵させずに、種をそのまま水洗い。
次に種の周りの硬い殻(パーチメント)を脱穀していきます。
今回の体験で脱穀に使うのはお米用の精米機!
中で勢いよく回転し、硬い殻(パーチメント)が取れていきます。
(ウィーーーン、ウィーーン)
はがれてきました!
はがれた殻をドライヤーで吹き飛ばしたら、生豆が出てきました!
これを乾燥させたらいよいよ生豆の完成です。
ついさっきまで木の実だったコーヒーがあれよあれよとコーヒー生豆になりました。実際に自分の手を動かしてみて、コーヒーは人の手で作られているという事実をしみじみ実感しました。
この乾燥までが産地で行われる工程です。これで通常、日本に入ってくるときのコーヒーの状態になります。
ここから麻袋などに詰められて、輸出会社、輸入会社、たくさんの人の手に助けられながら日本に運ばれて来ます。
ようやく焙煎の準備が整いました!
今回もお付き合いいただきありがとうございました!
つづきはまた次回書かせていただきます!